楽門

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素掘り

地図

国道380号線沿いにある、道の駅小田の郷せせらぎから、
小田川をはさんだ場所に小さな素堀りの隧道があります。

今は終了した？お気楽アルプ日記で発見されていたのを、
やぶ蚊のいない時期を狙って訪問しました。

まずは旧国道へ

道の駅前にある信号交差点より南へ行く道が、
旧国道380号線となり、昔ながらの商店街が残されています。

旧国道には、小田町橋という小さな橋が残されていました。

小田町橋

ぱっと見、銘板は全て小田町橋（おだちょうはし）なのですが、
右岸側の親柱の側面に昭和5年9月竣工とありました。

近年になって、車両重量の増加に対応すべく、
プレートガーターで補強されていることが見て取れます。

おかげで12t制限という、田舎にある昭和一桁造の橋らしからぬ
重量に耐えられる橋です。旧とはいえ、さすが国道。

アプローチ道　分岐点

その橋を渡ると、左岸へ降りる道がありました。

河川改修によって、古道の構造物は無くなっていますが、
一間前後ほどの幅員が名残といえるのかも。

南側　古道

途中、豊谷川を小さな橋で渡り、
神社のそばを通る頃には、古道の雰囲気が甦ります。

小さな橋のある場所、昔は木橋か石橋が架かっていたのでしょうが、
こちらも河川改修により痕跡が残されていませんでした。

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