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千賀居隧道
煉瓦巻
地図
JRも現道も長大なトンネルで抜ける夜昼峠。
この変わった峠の名前の由来には、
夜(昼)登り始めても頂上に付くのが昼(夜)になるという説と、
ヨヒルという集落が昔あり、その名前が訛った説があるそうです。
また、霧が峠に寄って行き、峠を越えると消えていくことから、
「寄る干る」峠という説もあるそうです。
今回訪問する千賀居隧道は、峠の頂上ではなく、
少し八幡浜市に寄った場所に位置しています。
大洲市側 アプローチ道分岐点
現国道の夜昼隧道から離れた位置で分岐します。
ここから峠道があるなどと、思いつきもしないほど
山から離れた位置。ゆえに分かりにくいかも。
大洲市側 旧道
既に読み取れない標識。
デンジャーやコーションという珍しい旧標識かも!?
と思い、舐めるように観察すると「幅員減少」でした。残念。
ついでに、奥に見えるガードレールの支柱が四角。
現在のガードレールの支柱はみんな丸型なので時代を感じます。
コークスクリュー
これで路面に落ち葉がなく、
舗装も綺麗だったら楽しい峠道でしょうね。
実際には、周辺に数件の民家が残っており、
軽トラも走っているので地元車優先の精神で走行して下さい。
白看板
あまりに雰囲気が良いので思わず止まって撮影。
地図によるとこの辺りで隧道が現れるはずなのですが・・・
この他にも白看板や、交通安全と書かれた古〜い標語の看板、
国道九四フェリーの宣伝をする看板も残っています。
そういう看板を見つけると、
本当に元国道だったという実感が湧いてきました。
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