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木屋が内隧道
コンクリ巻
地図
酷道ヨサクで名高いR439の対岸に
か細い線で書かれた道と隧道があります。
それらがかつての森林軌道、
坂島林道坂島線の跡地だということを
TNTさんのHP、
HOT-K
を見て知ったので
ほっかむりとオフ車二台で訪問しました。
南側 アプローチ道分岐点
大奈路中学校前に架かる橋から対岸へ。
一見すると林鉄由来の橋梁に見えますが、
林鉄とこの橋は全く関係ないそうです。
関係ありました。軌道はこの橋(西川橋)を渡り、
90度近いカーブを経て木屋が内方面へ進みました。
この橋から下流に向かって軌道本線は左岸に移り、
右岸にあった軌道は※作業線となるそうです。
※集材目的や設備整理の為の短い支線のこと。
橋上
完全一車線の狭い西川橋。
軌道跡の割にガードレール類は、ありがちな
レール転用ではなく、軽量鉄骨で組まれていました。
軌道用であった橋を後年改修したものだそうです。
改修は路盤(路面)の改修とガードレールの設置等、
幅員は軌道サイズのままなので軽四が丁度でした。
南側 林鉄跡地
橋を渡り、木屋が内方面へ進む坂島林道跡地。
この路線のデータを下記に。
名称:坂島林道 佐川山線(2級)
延長:7.3km
期間:昭和14年〜昭和42年
管轄:大正町 高知営林局 大正署
南側 軌道跡
軌道らしい緩勾配と緩いカーブで造られており、
森林軌道らしさが色濃く残された道路です。
農道として、第二の人生を歩んでいました。
この周辺にレールや枕木などは見られません。
もっとも、バイクなので見逃しているかも・・・。
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