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銚子滝鉱山
輝安鉱山+銅鉱山(含銅硫化鉄鉱)
ホッパー跡
鉱区から索道で運ばれた鉱石を受けていたもので、
このホッパーは国道脇にある銚子滝入口にありました。
目に付く場所なのでご存知の方も多いでしょうが、
興味のない人はココに鉱山があったことなど知る由も無く、
普通の廃墟だと思われていることが多いようです。
案内看板等も全くありませんが、これこそ鉱山!という、
しかも誰でも触れられる場所に残された貴重な遺構也。
廃鉱山
私自身も、以前までは鉱山施設だと気が付いておらず、
よく見てみるまでドライブインの廃墟だと思っていました。
観察すると、上部に猟友会の建てた鳥獣慰霊碑があり、
碑は廃坑後の設置なので鉱山とは無関係でした。
続けて観察をしていると、今度はホッパーの下部壁面に
意味深な文字
を発見!これは現役時代の注意書きかも?
Vベルト・・・ベルトコンベヤーか索道施設が想像されます。
滝への遊歩道へ
ホッパーの裏にまわるともう一つ遺構がありました。
こちらは状態が悪く、
崩れてしまって
いましたが、
オリーバー室と呼ばれる尾鉱の脱水処理施設へ
尾鉱を受け入れる為の貯鉱庫と判明しています。
(※銚子滝鉱山:愛媛県採掘権利登録第165号)
これらの遺構を眺めながら、新たな遺構や坑道探しに
画像の滝へと続く遊歩道を進んでいくことにしました。
鉱山道路
銚子滝への遊歩道を50mほど歩いていくと、
鉱山道路と思われる道が北に分岐しています。
その道を進んで行くと、古くて綺麗な石垣や
妙に新しい橋
が整備されて…あれ?新しい?
一瞬、どこかで道を間違えたのかと思いましたが、
砂防ダム
があったので架橋し直されたようです。
水の色は鉱山の影響を受けているようですが・・・。
急展開
水が赤茶色になり坑口も間近かと思われましたが、
どことなく鉱山らしさを留めていた周囲の様子が
砂防ダムを過ぎた辺りから一変してしまいました。
谷間を流れる河川に滝があったので見上げると、
なぜだか
余水吐
のような人工物が??
徹底した河川改修工事が行なわれているようで
周囲の地形も改変された痕跡が多数あります。
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