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竜沢寺鉱山
含アンチモンマンガン? 輝安鉱?
前進・・・
黄金様
(微細な泥)が行く手を阻む狂気の穴。
四国鉱山誌にも載っておらず、資料も乏しい
この鉱山で掘られた物・・・もしかして
ゴールド?
金か銀
なら、悪条件で掘り続けられた坑道に
少しは説得力を持たせられそうな気がします。
しかし、私の足腰の痛みがそろそろ限界、
最後の力を振り絞ってカーブの先へ進みました。
無念
でも、穴はまだまだ続いていました・・・。
気分的に数百mほど内部を進んだような気が・・・
実際には、100〜150mほどかも知れませんが、
そのくらい、緊張感と圧迫感があります。
見えている右へ向かう分岐の先を確かめ、
その結果如何によって引返すことにしました。
最終確認
この枝道も分岐を交える長大な物でした。
後ろ髪をひかれる思いと悔しさを感じますが、
外で待つ仲間もそろそろ心配しているでしょうし、
暗闇に一人きりで居る私の精神、無理な姿勢による
足腰の痛みを考え、ここで引き返しを開始しました。
入洞から約15分。無念の戦略的撤退です。
帰り道
行きに疲れ切った足腰は、帰りの道のりで
バキバキ鳴っていました・・・日頃の運動は大切だ。
休み休み戻っていて気が付いたのですが、
こちらから外に声を掛けても反応がありません。
また、外からも声を掛けてくださったのですが、
私には全く聞こえていませんでした。
複雑な洞内が音の反響を防いだか?
水分豊富な空気によるものか?不思議です。
帰還
仲間達に心配をかけましたが、無事帰還できました。
その場で内部の様子を伝えていると、寺の人が現れて
声を掛けてくださりました。・・・その貴重なお話によると
江戸時代に檀家も手伝って掘削した鉱山とのこと。
江戸時代とは古いな・・・。
寺の建築様式からすると
江戸の初期でしょうか?当然の質問として、ここで何を
産出していたのか尋ねてみましたが、残念ながら幼少時から
廃鉱であり分からないそうです。。金であって欲しい。。。
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