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四国陶石鉱山
陶石(砥部焼:磁器)
立地
画像のように、旧道の真横に坑口が開いており、
初心者向けの廃鉱山と言える状態でした。
この鉱山は、労務者3名によって小規模に採掘されましたが、
前記のようにたった五ヶ月しか操業されていなかったので
生産実績は44tであり、昭和26年以前の記録はありません。
落石注意
安山岩脈が熱水交代作用を受けて生成された
陶石を産出しており、その陶石は白色緻密だったそうで、
「砥部焼」の原料として大いに活躍したそうです。
今回、
マフ巻隧道探検隊
に初参加して下さったこうちゃんさん、
常連のアルプさん、お疲れ様でした。またやりましょう。
しのぶ石
ここからは、おまけとして周辺の様子を紹介。
ここで拾った画像の石(アルプ撮影)は、忍石と呼ばれる石。
安山岩に二酸化マンガンが貫入して紋様を描いた鉱物で、
シダ植物などの化石と間違いそうになります。
産出地の至近に住んでいますが、このような面白い石が
産出されることは、周囲に殆ど知られていませんでした。
陶石鉱山
また、今回レポートした四国陶石鉱山の南脇には、
坑口を閉じら込められた陶石鉱山も残されていました。
この坑道も含めて四国陶石鉱山だったのかも知れませんが、
記録のほとんど残されていない鉱山ゆえ、私のレポートは、
あくまで参考程度の現地紹介として見て頂ければ幸いです。
こうちゃんさんのレポートはこちら→ 「
穴・穴・穴
」
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