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コンクリ巻

地図
かつて大鳴門橋を走る予定があった鉄道の痕跡。

本州四国連絡橋では瀬戸内海に次ぐ鉄道併用計画でしたが、
バブリーな計画の見直しかつ石油危機により計画が凍結され、
現在も明石ルートに鉄道が通ることは叶っていません。

鉄道痕跡
大鳴門橋の上層が自動車専用道で、暫定4車線で供用中、
下層が鉄道の計画があった部分で未供用となっています。

橋の下層に複線で鉄道を通そうとした構造がよく分かり、
実現の一歩手前まで完成していたことが伝わってきました。

橋台に穴
遊歩道を歩きながら橋を目で追うと、四国側の橋台に穴が!

これがBBSで情報を頂いた鉄道用のトンネルのようです。

一見すると到達できそうに無い位置にありますが、
橋が観光地化されているので近寄ることは簡単でした。

本州側 坑口
本州側坑口と「なるはずだった」場所です。

「なるはずだった」というのも、実は大鳴門橋の鉄道部分こと
下層部分は遊歩道として再利用され、「渦の道」という
渦潮を直上から見る為の観光施設となってしまいました。

この渦の道は、鉄道が通るはずだったトラス構造の中を通り、
足元にガラスが嵌め込まれた遊歩道となっています。

足元のガラスを通して空中から見る渦潮は迫力満点で、
有料施設にもかかわらず大盛況な新観光スポットとなりました。
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