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十二弟子峠
鉄板+素掘り
地図
徳島の中でもトップを争う濃いキャラクターの隧道。
前々から伝承が残るこの地を訪れたいと思っており、
長期休暇が取得できた時に念願の訪問ができました。
台風直後で路面状態や隧道の事前情報がなく、
たどり着けるかどうかすら心配だったので、
オフロードバイクのDT125Rでの訪問です。
高知県側 アプローチ道分岐点
新道の十二弟子トンネルから少し離れた位置で分岐。
現トンネル脇にある、旧道風の道へ進入すると
民家の庭先に到着するのでここは慎重に!
地図によっては、民家へ行くその道を旧道として
書いていやがりますので注意してください。
元酷道
廃れっぷりが男前な旧道を登り始めると、
眼下に新トンネルの坑門が目に入ります。
現道は、歩道付きの大規模な橋を使って
新トンネルへ豪快にアプローチしていました。
悪路
スパッと垂直に切り取られた崖を見ていると、
この道をいかに苦労して広げたかが伝わってきます。
とても元国道とは信じられない現実・・・。
時々0.9車線になる峠道で対向車、路面に落ちた杉の葉、
そして路上の落石に注意しながらの運転。
オフバイクとはいえ、とてもスリリングでした。
古い標識
この「徐行」の標識、最近見なくなったような気が?
昔は学校や団地の周辺などに設置していましたが、
最近は工事現場にあるくらいでしょうか。
しかも、徐行の理由が
「屈曲あり」。
元国道なのに徐行の対象だったというのが哀れかも。
高知県側 坑口
訪問した日は、二日前に台風が通過したばかりで、
普段から悪い路面状況が更に悪化していました。
ご覧のように坑口前の道路も落ち葉と土砂が積もり
廃道臭が漂っているため隧道の迫力が増しています。
以前は素のまま崩れていた
擁壁が改良
されており、
コンクリの中に制限バーがめり込んでいました。
未だに維持管理されていることに驚かされます。
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