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道路隧道、日本最古のコンクリート造

新手の看板
平成22年に設置された隧道案内看板!

こうやって徐々にメジャー化していくのでしょうか?
トンネルでも、なんでも日本一が有るっていうのは、
四国の一地方都市にとっては誇れるものです。

ほんの少し手伝ったせいか、感慨深い物がありました。

看板内に
流石、行政の力。

姫野組にあったのかな?建設中の写真とは。
その姫野組のホームページが隧道一色に・・・!
以前は、全く普通の土建屋さんのHPだったのに、
ようやく先代の偉大さに気が付きおったか。(笑)

株式会社姫野組ホームページ

タイムマシーン
時間旅行ができたら現場を見に行きたい…。

現代のように、シールドマシンどころか、重機もないのに
よく掘った。。。ダイナマイトとコンクリート、そして人。

私も、建築の世界で飯を食わさせて頂いておりますが、
メーカーさんが新しい建材や器具を持ってきても、
責任感から施工実績が気になり、中々新しい物に手が出ません。
現在では、当たり前のコンクリが未知の物質だった当時に、
姫野玄二郎翁は、何を想って施工したのか…偉人の偉業也。

大下?天一?
たとえば、建築などでは棟木に棟梁や、
大工の名前と竣工年が刻まれていたりします。

この松坂隧道は土木ですが、同じような意味でしょう、
室戸岬側パラペットの東側(向かって右上)に、
こっそりと「大」等の文字が彫られていました。

当時の物でしょう。手作り感のある秘かな見所です。

現場打ち
コンクリートの風化は少し進んでいました。

特に、日が当ったり潮風が直接当たることになる
坑口付近の擁壁は痛みが進行しています。

コンクリートの風化に伴い、内部の砕石が見えており、
その砕石は近くの海岸から集めてきた物なのか、
角の無い自然石が利用されていることも分かりました。

ある物で工夫するのも、素晴らしい工程です。

新聞
徳島新聞掲載記事。

アルプ日記の徳島穴オフ

くるまみちの四国遠征オフ

※H22.12.30追記 九朗さんからの画像提供!
登録有形文化財を記すプレートが出現したようです。
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CGI-design