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(含銅)硫化鉄鉱?
探検隊 集合 
旧土居町に同じ名称の「伊豫鉱山」がありますが、
今回訪問した「伊予鉱山」は久万高原町です。

以前、存在を教えてもらっていた場所でしたが、
中々見ごたえがありそうだったので、いつもの穴兄弟を
集めて見に行き、安全な範囲で内部を探って来ました。

画像は、眞弓隧道でハァハァ言っている兄弟達です。

謎が多い 
肝心の鉱山は、戦時中に乱開発とも言える稼動で、
戦後にピタッと操業を止めてしまっています。

そのせいか、資料で見かけることが殆ど無く、
何とも調べようのない鉱山となってしまいました。

なので、今回のレポは写真の感想と、多少聞いた
当時の様子を紹介する駆け足内容となっております。

火薬庫跡 
上の画像と、左の画像は火薬庫の跡です。

地面を掘り下げ、両脇を石垣で固めており、
出来たくぼ地にダイナマイトや信管を保管しました。

GLをマイナスにすることで、万が一爆発事故が起きた際、
爆圧と火炎を上方へと逃がす為の工夫と思われます。

吐水坑 
画像が暗くて申し訳ないのですが、
火薬庫から林道を挟んだ場所にあるのが吐水口。

坑口は崩落していますが、僅かに水が湧いており、
鉱山内部は水没が深いだろうと予想されました。

橋台 
吐水口の付近には、当時の道路遺構もあります。

これは谷に小さな木橋を架けていたのでしょう、
自然石の谷積みで施工した橋台が残存しました。

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