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銅精錬施設+廃墟群

精錬所から
精錬所を堪能し、北側の薮を突っ切って海岸に出ました。

南側と比べると小規模ですが、
こちらにもカラミの埋立がされていました。

また、海岸は漂着物と煉瓦やカラミで埋め尽くされています。

水槽
水源の無い島では水はとても貴重なものだったことでしょう。

いくつかこのような水槽が設けられており、
この水槽には水道管のような物が設置されています。

この隣には海水を溜めていたと思われる水槽もあり、
そちらは防火用水か炉の冷却水かなと思いました。

カラミ煉瓦
炉内で生成された酸化鉄が珪酸と作用してカラミとなります。

よってその成分はFeOとSiO2がほとんどで、
比重が重いので埋立によく利用されていました。

しかし、環境対策と埋立候補地の減少により、
佐島では煉瓦として再利用されることになっていきました。

煉瓦が散乱する浜辺
浜辺にはL=350mm W=190mm H=180mm の大きな煉瓦と、
L=210mm W=105mm H=55mm の煉瓦が散乱しています。
桟橋や建物の一部にもカラミ煉瓦が用いられており、
この島独特な風景を形造るのに一役かっていました。

この煉瓦、見た目からはちょっと考えられない重さをしています。
「ちょっとこの煉瓦持っといて〜♪」とさりげなく
しろさんにポンと手渡すいたずらを仕掛けたところ、
期待通りのリアクションをしてくれました。

・・・わたしゃ酷いヤツですね、ゴメンなさい危ないです。

BBQして船を待つ
迎えの船は午後2時に予約していたのでしばし歓談タイム。
その間にフェリーが通ると予想以上の大波がやってきます。
擁壁を乗り越えんばかりの勢いと衝突音が風流でした。

しかし、BBQを始めた頃から急に晴れたので暑かった・・・。
最後は飲み水が微妙に足りずに、少し我慢していました。

「行ってみたい〜!俺も連れて行けー!!」
という方が居られましたら遠慮なくお申し付け下さい。
楽しかったので、人数が集まれば第二回を計画したいと思います。

帰りの船上から
矢印の位置が隧道が衝かれている鼻です。

船着場からだと、道路の擁壁が隧道に向かって
吸い込まれている様子が良く分かりますね。

いつかは再訪してみたいと思っています。
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