佐々連鉱山　新坑

佐々連鉱山　新坑

佐々連坑

軌道

坑口付近にて、軌道は分岐していました。

使用された機関車は、電気機関車が約5両、
蓄電池機関車が約20両と記録されています。

分岐の先

一方は今までトレースしてきた本線で、
もう一方は車庫に入線しています。

ここで機関車の整備や、坑内作業員の休憩をしていたのでしょうか。

この写真は通洞の坑口前から振り返って撮影しています。
そして、レールの傍らに倉庫。分岐したレールが、
その倉庫の中に伸びていることに気が付きました。

車庫

青い扉を開けるといきなり目に入るのは
レール上に置いたままになっている車輌です。

こんな手の届くところに置いてあるとは・・・
展示場以外での生々しい遭遇にかなり驚きました。

※追加※
公園内に入る許可は得ており、工事関係者？さんの
案内のもとで見学させて頂きました。誤解を招く表現、
筆足らずなことがあったことは謝罪します。以後気を付けます。

EL機関車

こちらが運転席側。

この電気駆動車は、トロッコを押していけるように
連結器の反対側に運転台が設置されていました。
そして、その構造の単純さに再び驚きです！

運転士気分を味わうべく座席に座ってみました。
座っていると、動くはずのないトロッコが
今にも動き出しそうな錯覚がしてきます。
ちょっとリアルというか、妙な感覚だったので、
ハンドル類に手を触れることはしませんでした。

トロッコ

何かを詰め込むも車輌だと思いましたが、
上部に蓋が設置されていたので
鉱石運搬のトロッコかどうかは判断できませんでした。

辺りには安全の為のスローガンが書かれた札が
沢山掲示されており、人間が休憩出来るスペースもあります。
頭上の丸印にも何か意味があるのかな？

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