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佐々連鉱山 新坑
佐々連坑
鉱山内
鉱山跡として開放されている広場の端っこには
鉱山鉄道のレールが敷かれたままになっていました。
そのレールをトレースしていくと坑道が口を開いており、
目的の隧道を直ぐに見つけることが出来ました。
※平成18年に再訪問したところ
坑口にカバー
が発生!
佐々連通洞
海抜570m地点にある、佐々連鉱山の主力坑道です。
軌間508mmのレールが敷かれたままになっており、
総延長は約25kmもあると言われている坑道に入っていきます。
鉄柵
全く光の届かないところに竪穴や斜坑が沢山存在しているので
坑道の入口が閉鎖されているのは当然です。
危ないので開いてても入ろうとは思わないかも。
坑道を閉鎖している鉄柵には住友グループの
社章がモチーフにされていました。
また、埋め戻し工事が済んでいるという看板が掲げられており、
坑口から少し行った場所で閉塞させていることも分かりました。
扁額
立派な扁額がついており、
この通洞に対する期待が伝わってきます。
詳しい資料が見つからないので憶測に近いのですが、
資料に登場している時期から開通は昭和30年代中盤かと思います。
扁額に書き込まれた文字で
昭和は判読できますが・・・。
ちなみに廃業は昭和54年6月30日。
内部
コンクリの手前右側にある窪みは神棚の跡です。
トロッコが軌道上にそのまま置かれている様子が見え、
その付近から素掘りとなっています。
坑内の鉱石運搬は主に電気機関車(EL)にて行われ、
坑外運搬は8tディーゼル防爆機関車が使用されていたそうです。
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