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佐々連鉱山 新坑
佐々連坑
カンテラ
腰にぶら下げるタイプのバッテリーと、それに繋がれた
カンテラ付ヘルメットがいくつか残されていました。
中には鉱夫の名前が残っている物もあります。
置き場は、バッテリー充電器を兼用しており、
生で見ることができて、感動かつ驚かされました。
再び外へ
坑外にも約1.5km軌道が設置されていたとのことなので、
残されているレールをトレースして歩いてみました。
薮に埋まりつつあり、枕木もほとんど見られなくなっていたので
昭和54年の閉山後は全く使用されていないのかもしれません。
発見
擁壁には、レールで何箇所か土留めをしている場所がありました。
気になったのは、そのレールが二種類あること。
右側の細いレールは、柵に再利用されたり敷いたままになっている
狭軌(ここでは587mm)のレールと同じ物ですが、
左のレールは、それよりも一回り大きい物です。
想像するに、別子銅山と同じ住友金属鉱業が経営していたので
別子銅山で使われていた軌間762mmの軌道に用いられていた
レールを持ってきて使っているではないでしょうか。
坑道
レールをたどっているともう一つの坑道が出てきました。
こちらは門が開放されているものの通行止め、
内部には鉱水処理の為の機械が設置されており、
この機械は今でも稼動していました。
真横に他の坑道もありますが、こちらは埋立&
崩落により完全通行止め。進入は絶対不可です。
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この日は、この場所で旧坑の閉塞工事が行われており、
現場には近づかないように予め申し渡されていました。
風洞
扁額がついています!
銘板はなく竣工年等は分かりませんでしたが
これもかなり規模の大きな物のようです。
風洞という名から、坑道への空気道なのか、
それとも列記とした坑道なのかは想像するのみ。
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