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大日本帝国海軍 局地戦闘機 紫電改
米軍コードネーム:ジョージ(George)
地図
愛媛県に世界で4機、日本には1機しか残存していない
海軍戦闘機「紫電改」
が展示されている場所があります。
それは、南レク3号公園という観光地で、
紫電改展示館の中に屋内保存されていました。
非常に貴重な戦争遺跡かつ、見学が無料なので
ここに簡単なレポをつけて紹介します。
展示場所は南宇和郡愛南町御荘平城703番地
紫電改展示館(0895-72-3212)となります。
展示館外観
南レク馬瀬公園と名付けられています。
でも、日本は戦争遺跡に関して保存が遅れているため
不幸な扱いを受けている戦争遺跡が多いのですが、
ここでは建物内で大切に保存されており好感しました。
今回はD-trackerというバイクに乗って訪問。
紫電21型
松山を基地としていた第343海軍航空隊所属機で、
昭和20年7月24日に米艦載機との間に発生した
豊後水道上空戦闘の未帰還機6機の内の1機。
機体を見ると、致命的な破壊を免れていることから
被撃墜ではなく、エンジン故障で不時着水したのかも。
国や家族を守るために、大村基地を飛び立った機体です。
プロペラ
着水の衝撃で曲がってしまった4翅プロペラ。
紫電改は全長9.34m、主翼幅11.99m、高さ3.9m、
重量4.86t、最大速度620km、上昇限度10,760m、
エンジンは2千馬力で高度6,000mまで7分22秒でした。
※保存館パンフレット内の数値参照。
侵攻ではなく、迎撃を主任務とする局地戦闘機なので
航続距離は2,395kmと、日本機にしては短めです。
翼内燃料タンク
この機体から取り出された燃料タンクです。
日本機は資材不足で防弾が十分ではなく、
このタンクも
燃料防漏措置が甘い
そうな。
とはいえ、それまでの日軍戦闘機は陸海とも
無防備に近かったので十分な進歩です。
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CGI-design