先日、魚梁瀬公園線の第1隧道。 安田東洋線、久木隧道、第2隧道(廃止された方)、旧国道33号大渡隧道を訪れて、何点か分かったことがありました。
まず、大渡隧道の旧道化した時期ですが。 新道に架かる大渡橋の竣工年からS42年3月頃と判明しました。
旧久木隧道…馬路側の坑口はまだ残っており、旧隧道坑門は新トンネルの左側に残存してました。 銘額も残っていて、完成時期はS36年3月31日と判明。 銘額の内容から旧々隧道(鉄道時代の物?)を拡幅しているようです。 北川側の坑門は発見できず、香川の江畑隧道の様な状態出はないかと思われます。
久木トンネルより東にあった隧道(現在も地図に記載あり)ですが。 これは完全に埋没していて、坑門の上部が残っている程度でした。
魚梁瀬公園線、第一隧道ですが、これは新道の北側に残っています。 状況は魚梁瀬側は簡単な網で閉鎖され、北川側は開口していました。 魚梁瀬側の閉鎖も坑口脇に隙間があり、徒歩での通過は可能です。 現役時は照明が在ったようです。
閉鎖時期は平成8年6月1日、看板の文面から新道開通後も利用されてたみたいです。 以前、県に問い合わせると延長55.1m、完成時期不明でした。 完成年を把握できる物は隧道から見つけることが出来ませんでした。
画像は魚梁瀬公園線、旧第1隧道(09年5月1日現在)の物です。
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